先日 図書館で借りた「男の部屋の整理術」という本を読んだ。
【中古】 図解 いつも余裕のある人が実践している男の部屋の整理術 /小松易【著】,石川ともこ【イラスト】 【中古】afb |
図解 いつも余裕のある人が実践している 男の部屋の整理術【電子書籍】[ 小松 易 ] |
所謂 男性向けに書かれた整理収納本といったところだ。この本の著者は、小松易 (こまつ やすし) 氏という、自らを「かたづけ士」と名乗る男性である。(整理収納アドバイザーではない)
↓小松氏のプロフィール
http://sukkirilab.com/komatsu-profile/
この本を読んでみようと思った動機は、将来的に整理収納アドバイザーとして仕事が出来た際の勉強 (予習) の一環として。
個人的なところだと 日常生活で女社会をサバイブし過ぎて、男の生態について無知なので読んでみようと思った…と言うのが本音 (笑)。(因みに、我が家は家族の中で男が父親しかいない。職場である病院では、事務職員と看護師は9割が女しかいない。)
男性「だけ」を相手にコンサルトする気は毛頭ないが、ターゲットが家族 (夫婦、子供) となると、さすがに男性の生態も学ばざるを得ない。
第1章で「場所別」、第2章で「モノ別」の構成で書かれており、本には 図やイラスト、分かりやすい解説がついているので、気軽に読むことが出来る。片付け方のステップとしては、整理収納アドバイザーの勉強で学んだことと類似している。面白いと思ったところは、著者が男性なので「嗜好品 (酒、たばこの取り扱い) 」「成人向け雑誌」「男性ならではのアイテム (詳しくは本を参照) 」についての整理収納の仕方も書かれているところ。(女性の著者が書くことを躊躇しがちなカテゴリーを、) 男性の著者が あえて (?) 書くことによって、女性の著者では書けなかった気付きや発想をもたらしている。
この本を読んでみようと思った方 (特に女性) は、片付けの仕方を知るよりは「男性目線の 片付けのアプローチの仕方はどの様なものか?」といった視点から読んでみると女性にはない発見があり面白いと思う。