意識他界系女子の戯言。

社会人5年目。日常のことを徒然なるままに記したブログ。

セレンディピティ

セレンディピティ…私が今読んでいる、外山滋比古氏が著書の「思考の整理学」に出てきた言葉で、日本語訳が難しい言葉の1つである。
(因みに 私は「掘り出し物上手」と、勝手に解釈している。)


本の中での解説はこうである。

(中略) 科学者の間では、こういう行きがけの駄賃のようにして生れる発見、発明のことを、セレンディピティと呼んでいる。ことにアメリカでは、日常会話にもしばしば出るほどになっている。自然科学の世界はともかく、わが国の知識人の間でさえ、セレンディピティということばをきくことがすくないのは、一般に創造的思考への関心が充分でないことを物語っているのかもしれない。

 

外山滋比古 著「思考の整理学」
pp 66-67

 

この引用をもってしても読者にはチンプンカンプンだろう。
もう少し中身を掘り下げて、セレンディピティの具体例を2つ挙げてみる。

 

(中略) 机の上が混乱して、いろいろなものが、さがしてもなかなか見つからなくなっているようなとき、返事をしなくてはならなかった手紙のことを思い出す。その手紙が見当らないから、あちらこちらひっくりかえしてさがすが、出てこない。すると、先日、やはり、さがして、どうしても見つからず、なくしてしまったかと思っていた万年筆がひょっこり出てくる。前によくさがしたはずなのに、なぜか目に入らなかったのである。それが、さがしてもいないときに、出てくる。これも、セレンディピティの一種である。

 

(中略) 学生なら、明日は試験という日の夜、さあ、準備の勉強をしなくてはと机に向う。すると、何でもない本が目に入る。手がのびる。開いて読み始めると、これが思いのほかおもしろい。ほんの気まぐれに開いた本である。もちろん読みふけったりしようという気持などまったくないのに、なかなかやめられない。
 その本というのが、ふだんは見向きもしない堅苦しい哲学書だったりするから不思議である。ほんのちょっとと思ってのぞいた本に魅入られて、二十分、三十分と読みふけり、一夜漬の計画が大きく狂う。これに類する経験が一度もなかった、という学生生活はすくなくないのではないかとさえ思われる。
 こういうことがきっかけになって、新しい関心の芽が出る場合もある。それならりっぱにセレンディピティである。

 

外山滋比古 著「思考の整理学」
pp 68-69

 

何故 いきなり、小難しい話をしたのか。それは、私が商店街で体験したセレンディピティ現象をアウトプットしておきたい衝動に駆られたからである。

 

いつからか (と言っても、今の住まいに引っ越してからだが…) 、家でご飯を食べる用の茶碗を洗う最中に、うっかり茶碗を流しに落としてしまったことがある。その時は 茶碗が真っ二つに割れたわけではないから良かったと安心しきっていた。しかし 後日、茶碗の縁が少し欠けていることに気付いた。そんな訳で 私は予てより、茶碗の縁が少し欠けた状態でご飯を食べていた。新しい茶碗を買おうと思い、楽天をポチポチする。理由はないが「波佐見焼 良いなー、欲しいなー。」と思うも、自分好みのデザインのモノがなかなか見つからない。そうこうしているうちに、ズボラでめんどくさがりな性格が悪い方向に作用して、茶碗を新調することを後回しにしていた。

 

先日 仕事帰りに近所の商店街を歩いていた時に、近日中に商店街で朝マルシェのイベントを開催する旨のポスターが目に入った。なんだか面白そうと思い、本日 (3月25日) 朝マルシェに参加した。

 

商店街は 市内外の飲食店などが多数出店している影響か、いつも以上に活気があった。まずは全体を大まかに見て回る。一番多いのは手作りパンの店。その他 ワークショップと雑貨販売をしている店もあれば、B級グルメを販売している店など、この界隈ならではの出店 (でみせ) がひしめき合っている。「ぶっちゃけ 今月はもうお金使いたくないけど、これだけ出店しているから、財布のヒモが緩まない…訳がない!!

 

からの…「お昼は商店街で済まそうかな~」と思っている矢先に目に入ったのが、、、

 

なんと 予てから欲しいと思っていた波佐見焼!!

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本来は プラプラとウィンドウショッピングする予定だったのに…

しかし「セレンディピティ現象」のおかげで、先延ばしにしていた茶碗を新調するというミッションを無事にコンプリートすることが出来た。

ありがとう、セレンディピティ

 

花の色がオレンジかピンクかで迷ったが、オレンジを購入。

財布のヒモは緩めつつも 生きたお金の使い方が出来たので、無駄遣いにはなってない…はず!!

 

波佐見焼を購入後、インテリア系のワークショップに参加してコースターを作る。

 

先方が予め用意した 中央がくり抜かれた木のパネルに、自分好みのストーンを9つはめ込むだけの簡単ワークショップ。

 

家でコースターとして使うことはないので、私は 部屋の壁に飾ることにした。

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ワークショップ後 参加のお礼ということで、メダルを貰い、ガチャを回した。タダでTシャツをゲット!

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お昼は、地産地消にこだわった「地元産大豆のだんごうどん」を食した。ハーフサイズで300円なり。

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以上が、朝マルシェでお金を使ったモノたち。財布のヒモは 程よくゆるゆるだったので、必要以上にお金を使わずに済んだ。